「生後2週間まではオムツを開けるたびに黄色い便が出ていて、1パックがあっという間になくなっていたのに、生後3週目を過ぎたあたりから丸1日半も出なくなった」――育児アプリのコミュニティや小児科の乳幼児健診では、こうした戸惑いが連日のように書き込まれています。
生後0〜1ヶ月前後は、消化器官の構造自体がめまぐるしい発達を遂げる過渡期です。生まれた直後は腸の蠕動運動のコントロールが未発達で、反射的に直腸へ内容物が送り込まれますが、日齢が進むにつれて大腸の容積が広がり、便をある程度溜めておく直腸の貯留機能が備わってきます。
現場の小児科医が強調するのは、「昨日までのペースが一生続くわけではない」という視点です。頻回な排便から急に2〜3日に1回のペースへ落ち着く時期が必ず訪れます。特に生後1ヶ月前後にうんちの回数が減るのは、赤ちゃんの腸管が成熟し、栄養の吸収効率が格段に向上した証拠であるケースが大半を占めています。