伝説のロックバンド・T-BOLANは、森友嵐士(Vocal)、五味孝氏(Guitar)、上野博文(Bass)、青木和義(Drums)の4人によって1990年に結成されました。1999年の解散、そして2017年の完全復活宣言を経て、2026年現在もオリジナルメンバー4人の名義を維持したまま、奇跡的な活動を続けています。
2026年現在の彼らは、フロントマンである森友嵐士をはじめ、メンバー全員が60歳の還暦前後という人生の大きな節目を迎えています。一般的なバンドであれば活動縮小や引退が囁かれても不思議ではない年齢ですが、T-BOLANの歩みはむしろ熱を帯びています。2026年にリリースされた28年ぶりとなるオリジナルアルバム『愛の爆弾 = CHERISH ~アインシュタインからの伝言~』を起点に、全国ツアーを幾度も完走。2026年から2026年にかけても、アニバーサリーを冠したライブや大型フェスへの精力的な出演を続けており、会場には往年のファンのみならず、配信やサブスクリプションで楽曲を知った20代から30代のオーディエンスも数多く詰めかけています。
特筆すべきは、後述する重篤な後遺症と闘う上野博文を、3人が当たり前のようにステージ中央で迎え入れ、サポートミュージシャンと見事なアンサンブルを構築して演奏を成立させている点です。誰一人としてメンバーの座から外さず、助け合いながらロックを鳴らし続けるその姿は、音楽業界関係者の間でも「本物のバンドの矜持」として極めて高く評価されています。