立ち止まったエースと赤犬の衝突は、悪魔の実の過酷な「上下関係」という現実を突きつけます。「メラメラの実」の火人間であるエースに対し、赤犬は「マグマグの実」のマグマ人間であり、火をも焼き尽くす圧倒的な火力を誇っていました。
赤犬の狙いはエースのみにとどまらず、体力の限界を迎えて倒れ込んだルフィへと標的を切り替えます。義弟を救うため、エースは自らの肉体を盾にして赤犬のマグマの拳を受け止めました。内臓を焼き尽くされ、致命傷を負ったエースは、駆け寄るルフィや仲間たちの腕の中で最期の時を迎えます。
「愛してくれて………ありがとう!!!」という涙の遺言を残し、笑顔で息を引き取ったエースの死は、ルフィに「2年間の修業」を決意させ、新世界編へとつながる物語最大の転換点となりました。