鴻ファンを語るうえで知っておきたいのが、近隣に展開する「神田ディスカバ店」と「神田駿河台店」の違いです。同じ屋号を掲げる姉妹店ですが、立地や店舗の趣には明確な個性があります。
御茶ノ水駅や神保町駅から徒歩圏内にある「神田駿河台店」は、細い路地に佇む隠れ家的なロケーションが特徴です。古民家を改装した木造の店内は、昭和レトロな調度品や暖色系の照明に包まれ、まるでジャズ喫茶のような落ち着いた雰囲気が漂います。カウンター席とテーブル席が程よい距離感で配置され、一人客からペア客までゆっくりと料理に向き合える空間設計になっています。
一方、JR神田駅寄りに位置する「神田ディスカバ店」は、オフィス街の中心にあり、よりアクティブでスタイリッシュな内観が印象的です。提供されるスープカレーのクオリティは両店ともに極めて高いものの、「神田駿河台店は静寂な路地裏でノスタルジックな世界観に浸りながら味わう体験」に大きな魅力があります。エリアの散策ルートや目的に合わせて使い分けるのが通の楽しみ方です。