広島市中心部から車で約1時間、自然豊かな安芸太田町加計の商店街に佇む鯛焼屋よしお。決してアクセス至便とは言えない立地でありながら、なぜ半世紀以上にわたり圧倒的な支持を集め続けているのでしょうか。
最大の理由は、妥協を許さない素材選びと焼きの技術です。多くのたい焼きがふんわりとしたカステラ風生地を採用する中、よしおのたい焼きは外側がサクッと軽く、中はしっとりとした絶妙なコントラストを生み出しています。また、昔ながらの一丁焼きや連型焼きの長所を活かした丁寧な火入れにより、どこをかじっても均一な香ばしさを楽しめます。
さらに、地元住民の日常のおやつとして親しまれつつ、近隣の戸河内エリアや温井ダム、三段峡といった観光スポットを巡る定番ドライブコースとして定着したことも大きな要因です。「加計に来たらよしおに寄らなければ帰れない」と言わしめるほどのブランド力は、世代を超えて受け継がれています。