現在の炎鵬を語る上で欠かせないのが、度重なる試練とそこからの不屈の復活ロードです。
2026年、炎鵬を襲ったのは「頚髄不全損傷」という力士生命はおろか日常生活にも重大な支障をきたしかねない大怪我でした。手足のしびれや筋力低下と闘いながらの長期休場を余儀なくされ、一時は番付を序ノ口まで落とす苦杯を舐めました。一部では引退説も囁かれましたが、不屈のリハビリと強靭なメンタリティによって実戦復帰を果たしました。
さらに、所属していた宮城野部屋の閉鎖に伴い、名門・伊勢ヶ濱部屋へ転籍するという激動の環境変化も経験。横綱・大関経験者が揃う厳しい稽古環境に身を置き、若手力士たちと泥だらけになって基礎運動と筋力強化を積み重ねています。
現在の私生活は、朝早くからの過酷な申し合い稽古、緻密なリハビリトレーニング、綿密な食事管理でほぼ24時間が埋め尽くされています。本人が手記やインタビューで明かした「もう一度、関取の土俵に上がって応援してくれる人たちに恩返しがしたい」という言葉通り、今は恋愛や結婚にうつつを抜かす余裕はなく、すべてのエネルギーを土俵に注ぎ込んでいるのが実態です。