SNSや一部の動画サイトで「生卵をアルミホイルで隙間なく包み、水を入れたマグカップに入れて加熱すれば殻付きのままゆで卵が作れる」という裏ワザが紹介されることがあります。しかし、これは非常に危険な行為であり、家電メーカー各社および消防機関も厳重に警告を発しています。
アルミホイルなどの金属片を電子レンジにかけると、電界集中によって激しい火花(スパーク)が発生し、庫内の破損や火災の原因になります。さらに、万が一アルミホイルの巻き方にわずかでも隙間があれば、マイクロ波が直撃して内部で爆発し、熱湯が飛び散って大火傷を負う危険性があります。
殻付きの状態で本格的な半熟ゆで卵を作りたい場合は、自己流の危険な方法を避け、レンジゆで卵器ダイソーニトリなどの市販の専用調理器具を使用するのが鉄則です。これらの製品は、本体内部に組み込まれたアルミニウム合金板がマイクロ波を完全に遮断し、下部に注いだ水から発生するスチーム(水蒸気)の熱だけで卵を均一に蒸し上げる特殊構造になっています。100円ショップやホームセンター、家具店等で手頃に入手できる専用器を使えば、殻を剥いたときのツルンとした美しい半熟卵が安全に作れます。