女性器の構造上、もっとも快感を感じるポイントは「クリトリス」と膣前壁に位置する「Gスポット」の2箇所です。それぞれの特性に合わせた指のコントロールが求められます。
クリトリスは、約8,000本以上の知覚神経が集中する極めて高感度な器官です。先端をダイレクトにつまんだり擦ったりすると、快感ではなく電気のような激痛が走ることがあります。触れる際は、包皮の上から指の腹を軽く当て、小さな時計回りの円を描くように優しくスライドさせます。反応を見ながら、親指と人差し指で優しく挟むような微細な振動を加えると効果的です。
続いてGスポットは、膣口から第2関節付近(約3〜5cm)の「お腹側(前壁)」に位置しています。指を浅く挿入し、手のひらを上に向けて指先でクイックイッと「手招き」するような角度を作ります。表面がわずかにザラザラとした凹凸に触れたら、そこが刺激ポイントです。指の腹でそのスポンジ状の組織を押し上げるように、一定のリズムで圧迫を加えます。
なお、ネット上で話題になりやすい「潮吹き」現象は、尿道周辺に存在するスキーン腺からの分泌液や膀胱内の水分が強い刺激と骨盤底筋の弛緩によって排出される生理現象です。これは解剖学的な体質差が大きく、すべての女性が経験するものではありません。無理に潮吹きを狙って激しく掻き出すような動きをすると、尿道口や膀胱に強いダメージを与え、膀胱炎の原因になります。相手が心からリラックスした結果として自然に起こるものと理解し、決して強要しない姿勢が重要です。