産屋敷耀哉が自らの命を囮にして無惨を罠に嵌めた瞬間、珠世は自らの肉体を顧みず無惨に突撃しました。再生中の無惨の肉体内に自らの拳を突き刺し、前述の複合薬を直接投与することに成功します。
無限城へと引きずり込まれた後、無惨の肉体に取り込まれながらも珠世は決して屈しませんでした。無惨から「お前は私に何を求めている?」と問われた際、珠世は涙と怨嗟に満ちた声で叫びます。
「夫と子どもを返せ!」
どれほど年月が経とうとも消えることのなかった家族への愛と無惨への憎悪をぶつけ、珠世は無惨の手によって頭部を握り潰され、無念の死を遂げました。しかし、彼女が命と引き換えに埋め込んだ毒は無惨を確実に蝕み、夜明けの光とともに訪れる完全消滅へのカウントダウンを刻み込んだのです。