石田千尋氏は1964年生まれ。幼少期から道教や密教、古神道、陰陽道などの東洋神秘主義に親しみ、独自の修法や鑑定術を身につけたと語っていました。
氏の名を一躍全国区に押し上げたのが、TBS系の人気番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』へのレギュラー出演です。白装束や狩衣を連想させる和装に身を包み、相談者の背後に潜むとされる因果関係を解き明かしたり、呪符を使った除霊やお祓いを披露したりする姿は、視聴者に強烈なインパクトを与えました。
『金スマ』のほかにも『うたばん』や情報番組など多数のテレビ出演を重ね、著書を出版すればベストセラーになるなど、2000年代半ばにおける陰陽師ブームの象徴的存在となりました。歯に衣着せぬストレートな物言いと、相談者の悩みに深く寄り添うカウンセリング的な語り口が、多くの支持を集めた要因でした。