原作者の急逝という未曾有の事態に直面しながらも、国民的コンテンツである『クレヨンしんちゃん』の歴史は途絶えませんでした。そこには関係者たちの強い決意と、ファンの熱い想いがありました。
臼井氏が遺した未発表原稿が翌年まで掲載された後、長年現場で臼井氏の創作を支え続けてきたアシスタントチームが「UYスタジオ」として結束。臼井氏の世界観とギャグセンスを正確に受け継ぐ形で、2010年8月より『新クレヨンしんちゃん』の連載がスタートしました。
テレビアニメや劇場版映画の制作陣も「臼井先生が生み出した“笑いと家族の絆”を未来の子どもたちへ届ける」という共通の使命感を掲げて制作を続行。悲劇を乗り越えた作品は、現在も世代や国境を越えて親しまれ続けています。