2016年5月、桂歌丸の勇退に伴う司会者交代(春風亭昇太が新司会に就任)という大改革の目玉として、2代目林家三平は『笑点』のレギュラー回答者(若草色の大喜利メンバー)に抜擢されました。しかし、2026年12月26日の放送をもって、約5年7か月にわたる出演に終止符を打つことになります。
放送当時、ネット上では「降板理由は何だったのか」「番組をクビになったのではないか」といった臆測が飛び交いました。SNSや掲示板における林家三平の笑点に対するネットの反応は、初代譲りの明るいキャラクターを評価する声があった一方で、「大喜利の間合いが周囲と合っていない」「座布団がなかなか増えない」といった厳しい意見も少なくありませんでした。
しかし、降板の決定的な理由は「自身の力不足を認め、落語の修行を一からやり直したい」という本人の強い意志による自発的な決断でした。番組のエンディングで三平は「一度自分のスキルを磨き直すため、勉強し直して戻ってまいります」と涙ながらに挨拶。名門の重圧と毎週の高視聴率番組がもたらすプレッシャーの中、中途半端な姿勢で居続けることを良しとせず、芸人としてのプライドをかけて高座への原点回帰を選択したのが降板の真実です。