歓楽街の現場取材を通じて見えてきたのは、キャストが抱える深刻な不安と、文化摩擦のリアルな実態です。
都内デリヘル店で働く20代キャストは、特番取材や業界アンケートの中で次のように本音を語っています。
「言葉が通じない相手と密室で2人きりになるのは、想像以上の恐怖があります。日本の男性なら『ここからは追加料金』『それは禁止行為』と一言言えば通じるルールが、外国の方には全く通じないことがある。ノーと言っているのに力づくで押し切られそうになった経験から、外国人NGの希望を出しました」
また、店舗経営者への取材でも同様の課題が浮き彫りになっています。
「ネット上では『金を払えば客だ』という極端な意見も見られますが、万が一キャストが怪我をしたり性被害に遭ったりした場合、店舗の看板を失うだけでなく一生の傷を負わせることになる。外国人風俗利用マナーが完全に周知されない限り、一律受け入れは不可能です」
SNSやネット掲示板の検証でも、「予約なしで大人数で店舗に押しかけ、ロビーで騒ぐ」「チップを払えば禁止行為ができると勘違いしている」といったトラブル報告が散見されます。こうした現場の生の声が、結果として厳格な入場制限を生み出しているのです。