「まいうー」の石塚英彦が明かす露出激減の理由とグルメ界への復帰劇

「まいうー」の石塚英彦が明かす露出激減の理由とグルメ界への復帰劇

「まいうー」の石塚英彦が明かす露出激減の理由とグルメ界への復帰劇の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

テレビ局が制作費の削減に追われ、スタジオ中心の低予算な雑談番組へシフトし始めた2010年代後半、グルメリポートの現場にも大きな変化が押し寄せた。かつてのようにじっくりと店舗の味や店主のこだわりを取材し、タレントが心から感動を伝えるスタイルの食レポは激減。代わって増えたのは、短時間でテンポよく店を回る企画や、過激な大食い・激辛チャレンジだった。

長年バラエティ番組を牽引してきた制作陣は、視聴者のタイパ(タイムパフォーマンス)志向に対応するため、食の「味わい」よりも「衝撃」や「安さ」を強調する演出を好むようになった。こうした流れは、料理の魅力を温かい言葉と真摯な表情で届けてきたスタイルの表現枠を削り取っていく。過剰な演出や台本通りのコメントを嫌い、目の前の料理と作り手へのリスペクトを最優先する姿勢を貫いた結果、テレビ出演のオファーと自身の美学との間に乖離が生じていったのだ。

井上 凛
Author

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。