2000年代半ば、街のゲームセンターに設置されたプリントシール機から流出したとされる画像は、単なる噂を一瞬で確信へと変えた。そこに写っていたのは、ステージで見せる完璧な笑顔とは異なり、無防備で愛おしそうに寄り添う若き日の橘慶太と松浦亜弥の姿だった。
当時、『Yeah! めっちゃホリディ』の大ヒットでハロー!プロジェクトの絶対的ソロエースとして君臨していた松浦亜弥。一方、ライジングプロダクション期待の星として爆発的な人気を誇っていたw-inds.のメインボーカル・橘慶太。お互いがJ-POP界の頂点を目指す真っ只中での出来事だった。当然、メディアは連日この芸能スキャンダルを大々的に報じ、両者の事務所やファン周辺には凄まじい緊張感が漂った。