事件当時10歳だった林真須美死刑囚の長男は、成人後に実名やメディアへの顔出し取材、著書『死刑囚の子』の出版、さらにはSNSやインターネット配信を通じて、家族の視点から事件の裏側と壮絶な半生を告白しています。
長男をはじめとする子供たちは、両親の逮捕直後から児童養護施設へ入所を余儀なくされ、施設内での壮絶ないじめや世間からの激しいバッシング、就職や結婚の破談など、過酷な差別と偏見に晒され続けました。
長男は当初、母親を憎み「なぜあんなことをしたのか」と問い詰める日々を送っていましたが、大人になり裁判記録や証拠を自ら読み直す中で、「本当に母がやったのか」という強い疑問を抱くに至りました。現在、長男はYouTubeや講演会などを通じて「母親の無実を信じるというより、曖昧な証拠で死刑が執行されてはならない」という客観的な司法の是正を訴え続けています。