夏の祝日としてよく比較されるのが「海の日」と「山の日」です。両者は自然の恵みに感謝するという趣旨は似ているものの、カレンダー上の運用ルールや歴史には明確な相違点が存在します。
1996年に施行された海の日は、2003年のハッピーマンデー制度導入によって「7月の第3月曜日」に移動し、必ず土日と合わせた3連休になる設計が採られています。対して山の日はお盆休みの直前という配置を重視したため、ハッピーマンデー制度の対象外とされ、原則「8月11日」に固定されています。
山の日は法定祝日であるため、平日に営業している生活インフラや公的機関の動きにも直結します。銀行窓口や信託銀行、郵便局の貯金・保険・郵便窓口は祝日法および銀行法に基づき完全に休みとなります。ATM自体は稼働するものの、休日扱いとなるため利用手数料が加算される点には事前の注意が必要です。また、市区町村の役所窓口や公立の認可保育所、一般の病院外来も原則として休業体制に入ります。