理論を頭で理解しても、手が自然に黄金比を再現できるようになるには適切なトレーニングが必要です。遠回りを防ぐ初心者向けイラスト上達練習法として実効性が高いのが「アタリの抽出模写」です。
憧れのプロのイラストや写真素材をペイントソフトに読み込み、その上から不透明度を下げて「球体」「十字線」「パーツの比率ライン」を赤ペンでなぞり出す練習を行います。完成形から逆算して設計図を割り出すことで、プロがどの位置にガイドを置き、どのような比率で空間を捉えているかが体感として理解できます。
さらに、1日15分で良いので「異なる角度(正面・斜め・アオリ・フカン)の顔のアタリだけを量産する練習」をルーティン化することをおすすめします。ディテールを描き込まず、アタリの立体感と比率の整合性だけに集中することで、顔のバランス感覚は短期間で劇的に向上します。