検索エンジンの関連ワードで「フルーツバスケット 紅野 死亡」と検索されることが多いのは、クライマックスにおける衝撃的な刺傷事件が原因です。結論から言うと、紅野は死亡しておらず、一命を取り留めて生存しています。
事件が起きたのは物語終盤、精神的に完全に追い詰められた慊人が本田透を拒絶し、凶行に走った直後のことでした。本家を抜け出そうとする透を追い、止めに入った紅野に対し、慊人は隠し持っていた小刀で紅野の腹部を深く突き刺しました。
慊人が紅野を刺した理由は、「自分だけのもの」であったはずの紅野が魚谷ありさに心を奪われ、自分を拒絶して自立しようとしたことへの絶望と裏切りに対する激昂でした。幸いにも医師である草摩はとりらの迅速な処置と病院への緊急搬送により紅野は助かり、この流血の惨劇こそが、慊人自身に己の犯した罪の重さを直視させ、全ての呪縛を終わらせる決定的な契機となったのです。