事件発覚後、警視庁は大規模な捜査を展開し、関与した地面師グループのメンバー十数人を次々と逮捕しました。主犯格やキーマンたちの役割と現在の状況は以下の通りです。
グループの主犯格の一角とされたのが、カミンスカス操(旧姓・小山操)受刑者です。彼は積水ハウスとの交渉や取引の全体を指揮し、事件発覚直前にフィリピンへ逃亡したものの、現地で拘束されて強制送還されました。裁判では一貫して無罪を主張しましたが、2026年に懲役11年の実刑判決が確定し、現在も服役中です。
事件のフィクサーであり「伝説の地面師」と呼ばれた内田マイク受刑者は、長年にわたる地面師詐欺のノウハウをグループに授け、海喜館の案件を立ち上げた絵図描き(指南役)の役割を担いました。彼にも懲役12年の実刑判決が下され、刑務所に収監されています。
また、地主になりすました羽毛田正美受刑者には懲役4年、書類偽造グループや手配師など、役割に応じてそれぞれ実刑判決が下されました。奪われた55億円余りの大半は複数のペーパーカンパニーや海外口座、暗号資産などを経由して瞬く間に資金洗浄(マネーロンダリング)され、大半が回収不能のまま闇に消えています。