1989年に公開されたリドリー・スコット監督のハリウッド映画ブラック・レインで、怪しくも美しいサイバーパンクな都市として描かれた道頓堀。雨に濡れたアスファルトに反射する巨大ネオンサインは、今や世界中のシネフィルや写真家を惹きつける象徴的なロケーションとなった。
川沿いに聳え立つグリコサインは、時代とともに最新技術を取り入れながら変化を続けている。かつて安井道頓が開拓した商人の運河は、映画のスクリーンを超えて、世界中から人々が立ち止まり、写真を撮り、食を味わう現代のワンダーランドとして息づいている。