芸能人やその家族をめぐる病気説は、本人が沈黙しているほど広がりやすくなります。テレビに出ていた人が見えなくなる。写真が少ない。近況報道がない。こうした空白を、ネット上の推測が埋めてしまうのです。
特に「難病」「重病」「闘病」といった言葉は、人の目を引きます。検索されやすく、記事の見出しにも使われやすい。しかし、強い言葉ほど、裏付けの有無を確認しなければなりません。読者側にも、情報を受け取る力が求められます。
芸能報道では、本人が公表した病気については正確に伝える必要があります。一方で、家族の健康状態はより私的な情報です。和由布子さんのように芸能界を離れた人物については、過度な詮索を避ける姿勢が欠かせません。