インターネット通販の現場でも、激しい争奪戦が繰り広げられている。大手ECサイトの楽天市場では、職人が手作業で1頭ずつ仕上げる限定カスタムモデルが販売開始から数分で完売する現象が相次ぐ。「再入荷通知を設定して3ヶ月待った」という購入者の声も珍しくない。
工房の関係者は明かす。「ヒゲの一本、目のガラスパールの選定まで妥協しない。大量生産が不可能なため、どうしても月数頭が限界になる」。オーダーメイドに近い限定職人モデルは、亡くなった愛猫の面影を重ね合わせるユーザーからの依頼も絶えないという。今やネットの画面越しに、究極の1頭との出会いを求めて夜な夜なチェックを繰り返す人々が後を絶たない。