未成年者が関わるデジタルコンテンツの増加に伴い、法規制やプラットフォーム側の規約改定の動きも加速している。2026年に入り、デジタル空間における児童保護法や個人情報保護に関するガイドラインは一段と強化された。制服や校章、通学路が特定できる映像のアップロードに対する自動検出AIの導入や、未成年アカウントの配信時間制限など、ハード面での対策が進む。
だが、技術的な規制だけで全ての危険を防ぐことは困難だ。デジタルネイティブと呼ばれる世代であっても、一度ネット上に流出した画像や動画が半永久的に残る「デジタルタトゥー」のリスクを完全に理解しているわけではない。学校教育や家庭での情報モラル教育が、急速な技術の進化に追いついていないのが現実だ。