『アナと雪の女王2』の公開から約2週間が経過した2019年12月3日午後7時、Twitter(現X)上で異様な光景が広がりました。ウェブ上で高い影響力を持つプロの漫画家7名が、全く同じ日時の「19時00分」に一斉に『アナ雪2』を絶賛するレポート漫画を投稿したのです。
いずれの投稿にも「#アナと雪の女王2」「#アナ雪2」などのハッシュタグが付されていたものの、広告や企業案件であることを示す「#PR」や「#広告」「提供」といった表記が一切記載されていませんでした。フォロワーや映画ファンは即座に不自然な一致に気づき、「これはステマではないか」「純粋なファンアートを装った広告工作だ」と猛反発が巻き起こりました。
漫画家たちに非難が集中した理由は、単に表記が抜けていただけではありません。「普段はディズニー作品に触れていない作家がいきなり熱弁している」「前作を見ていない設定なのに不自然に絶賛している」など、作為的なプロモーションの痕跡が露骨だったためです。愛される作品を利用して読者を欺くような宣伝手法に対し、ファンコミュニティは激しい怒りと失望の声を上げました。