生麹を入手しようとしてスーパーの乾物コーナーを探し、見当たらず困惑するケースは珍しくありません。生麹の販売店とスーパーの売り場には明確な配置パターンが存在します。
一般的な食品スーパーにおいて、乾燥麹は「乾物・乾麺・製菓材料コーナー」の常温棚に並んでいます。対して生麹は生鮮食品扱いとなるため、「豆腐・納豆・漬物などの冷蔵日配品売り場」に配置されています。ただし、生麹は日持ちがしないため、中小規模のスーパーでは冬季(味噌仕込みシーズン)限定の取り扱いにとどまるケースが少なくありません。
確実に入手したい場合は、地域の味噌蔵・酒蔵の直売所、大型商業施設のこだわり食材店、あるいはJA直売所を訪れるのが確実です。近年では醸造元からのクール便直送も普及しています。
なお、生麹の保存期間と冷凍保存に関する現場の実態として、生麹は購入後すぐに小分けして冷凍庫へ入れる手法が推奨されます。麹菌の酵素はマイナス20℃前後の冷凍環境下でも破壊されず、生麹の賞味期限と保存方法として冷蔵で約2週間程度のところ、冷凍保存を行えば約3ヶ月〜最長半年間は活性を損なわずに品質を維持できます。使う際は解凍せず、凍ったままほぐして料理に投入可能です。