バラは贈る本数によってメッセージが大きく変化する花です。100本という圧倒的なボリュームに込められた100本のバラ花言葉は、「100%の愛」。純度100パーセントの偽りない愛、あるいは「完全に満ち足りた愛」を捧げるという意味を持ちます。パートナーへの無償の献身や深い愛情を表現するギフトとして、これ以上ない説得力を持つ数字です。
一方で、ブライダル業界関係者の間やプロポーズの現場でしばしば議論されるのが、108本のバラ違いです。108という数字は、日本語の語呂合わせで「永遠(トワ=10と8)」と読めることから、その花言葉はずばり「私と結婚してください」に設定されています。欧米では12本(ダズンローズ)や100本が定番ですが、国内のプロポーズ市場では「求婚そのもの」の意思表示として108本を指名してオーダーする男性が全体の約3割にのぼるというフラワーショップの統計もあります。
「100%の愛を伝えたい(100本)」のか、「明確に結婚の受諾を求めたい(108本)」のか。本数の選択に厳密な法的・儀礼的ルールはありませんが、メッセージカードへ添える言葉や本人の想いの重なりによって、どちらの意図を込めるかを明確にしておくと、渡す際のスピーチにも迷いがなくなります。