Q1:舌の側面にある白いできものは、自分で潰したり綿棒で擦り取ったりしても大丈夫ですか?
A1:絶対に自分で潰したり強く擦ったりしてはいけません。それがアフタ性口内炎であれば潰瘍が深くなって二次感染を起こし、白板症やがん病変であれば組織を傷つけて出血や悪化を招きます。擦っても剥がれない白い病変は角化異常のサインであるため、そのままの状態で専門医に見せてください。
Q2:痛みが全くないのに、舌の横に小さなしこりがあります。放置しても平気ですか?
A2:放置は非常に危険です。早期の舌がんは痛みを伴わず、無痛性のしこり(硬結)として発見されるケースが少なくありません。「痛くないから良性」という判断は医学的に誤りです。しこりに触れた時点で速やかに口腔外科を受診してください。
Q3:舌の側面の痛みが2週間以上治らないのですが、がんの可能性はどれくらいありますか?
A3:2週間以上改善しない病変は、難治性口内炎、前がん病変(白板症・紅板症)、慢性刺激性潰瘍、または舌がんの可能性が疑われます。必ずしもすべてががんであるわけではありませんが、良性・悪性を肉眼だけで判別することは専門医でも困難なため、生検を含めた確定診断が必要です。
Q4:歯ぎしりや噛み合わせの悪さだけで舌に強い痛みが出ることはありますか?
A4:十分に起こり得ます。夜間の無意識な食いしばりによって舌の側面に強い圧力がかかり続けると、血流障害や粘膜の擦れが生じて強い痛みを引き起こします。歯科医院でナイトガード(マウスピース)を作製し、歯の鋭利な部分を研磨することで劇的に改善する事例が多く存在します。