一方で、発信者側だけに問題があるわけではない。2026年現在、生成AIを用いた複雑なグラフィックデザインや、3Dプリンタによる多孔質(ポーラス)構造を採用した建築、さらにはガジェット類の多眼カメラ化など、社会はかつてないほど「集合体」であふれている。
ミニマリズムが主流だった時代は去り、情報密度の高い複雑なテクスチャがトレンドとなった結果、人々の視覚は常に刺激にさらされている。この環境の変化が、潜在的に集合体が苦手だった人々の神経を逆なでし、結果としてSNS上での悲鳴と、それに対する「うざい」という反発のループを強化している側面もある。