世界平和統一家庭連合(旧・世界基督教統一神霊協会)は、1954年に韓国で文鮮明(ムン・ソンミョン)氏によって創設され、日本では1964年に宗教法人認証を受けました。「霊感商法」と呼ばれる高額な壺や印鑑の販売、多額の献金被害、親族関係の破綻などが長年社会問題化し、日本弁護士連合会や全国霊感商法対策弁護士連絡会による追及が続けられてきました。
教団が日本の芸能界や著名人に接近した最大の理由は、「社会的信用と知名度の獲得」にあります。カルト的な活動実態を隠蔽し、一般層に対する親しみやすさやクリーンなイメージを演出するため、影響力を持つタレントや文化人を広告塔として巧みに取り込む戦略がとられていました。
アプローチの手法は多岐にわたり、純粋な信仰による入信だけでなく、平和運動や国際交流を掲げる関連団体(UPF・天宙平和連合など)を隠れ蓑にして、チャリティや対談企画として芸能人に接触するケースが後を絶ちませんでした。