番組の代名詞とも言えるのが、B.B.クイーンズが歌う「しょげないでよBaby」や「ドレミファソラシド」といった楽曲群だ。これらの楽曲は、一見すると子ども向けのキャッチーなアニソンのようでありながら、非常に高度な音楽的ギミックが隠されている。ブルースやソウルのエッセンスを絶妙にポップスへと昇華させたサウンドは、大人にとっても非常に聴き応えがある構成だ。
特に、マイナーコードとメジャーコードを行き来する絶妙なコード進行は、子どもの不安と勇気を音楽で見事に表現している。一歩踏み出すときのドキドキ感と、それを温かく見守る親の視線。その両方が、たった数分の楽曲の中に凝縮されているからこそ、私たちはイントロを聴くだけで胸が熱くなってしまうのだ。