結論から明言すると、このデザフェスでのマフィン食中毒による死亡者は出ていません。医療機関を受診した購入者や体調不良を訴えた被害者は多数にのぼりましたが、幸いにも命を落とす最悪の事態は回避されました。
ではなぜ、GoogleやSNSの検索窓に「マフィン 食中毒 死亡」という強いワードがサジェストされるほど噂が拡散したのでしょうか。最大の引き金となったのは、厚生労働省の食品リコール情報において、最も危険度が高い「CLASS1(クラス1)」として回収情報が公開されたことです。
CLASS1は「摂取によって重篤な健康被害または死亡の原因となり得る可能性が高い製品」に適用される行政区分です。この公的な定義がニュース速報として流れた際、「実際に死亡事故が起きた」と早合点したユーザーがSNS上で情報を拡散。衝撃的な写真とともに不安が連鎖し、事実とは異なる憶測が定着してしまったのが騒動の真相です。