『アウト×デラックス』で長年共演したマツコ・デラックスは、彼女の破天荒な言動の奥にある深い傷と誠実さを誰よりも理解していたひとりだ。マツコ・デラックスは番組中、彼女が暴走する姿を温かく受け止めつつも、時にハッとさせる鋭い言葉で彼女の本質を言い当てた。
激しい言葉の裏にある「誰かに愛されたい」という痛切な叫び。浮沈の激しい芸能界で壊れそうな心を抱えながら生き抜くためには、自らを切り売りするような強烈な露出もまた彼女にとっての防衛本能だったのかもしれない。鋭い洞察力を持つマツコとのやり取りは、単なるバラエティの枠を超えた、人間味あふれる生のドラマとして視聴者の胸を打った。