日本国内でも「ニブルスとタフィーは別のキャラクターなのか?」と混同されることが多々あります。実際には同一キャラクターであり、メディア展開の歴史の中で呼び名が変化してきました。
もともとMGMのアニメーション本編でウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが生み出した際の名前は「ニブルス(Nibbles)」でした。「nibble」には英語で「少しずつかじる」「小刻みに食べる」という意味があり、いつもお腹を空かせて食べ物をかじっている彼のキャラクター性に由来しています。
転機となったのは、1950年代にアメリカで出版されたデル・コミックス(Dell Comics)社によるコミックブック版です。コミック化の際になぜか「タフィー(Tuffy)」と命名され、漫画読者の間でその呼び名が定着しました。その後、1957年の短編アニメ『武士道はつらい(原題:Touche, Pussy Cat!)』などでもタフィーと呼ばれるようになり、次第にアニメとコミックの境界線が融合していきました。
現在ワーナー・ブラザース公式では基本的に「タフィー」という名称に統合されており、オールド短編を指す際に「ニブルス(タフィー)」と併記されることが通例となっています。