織山尚大を語る上で欠かせない最大の武器が、見る者を圧倒するダンスの実力と類いまれな表現力です。
彼のダンスは、単にリズムに合わせて正確にステップを踏むというレベルにとどまりません。コンテンポラリーダンスの要素を取り入れたしなやかな重心移動、指先のミリ単位まで感情を行き渡らせる繊細なコントロール、そして内なる感情を爆発させるような情熱的なムーブが融合しています。その姿はまさに「全身で物語を語る表現者」です。
少年忍者の楽曲における振付も自ら担当することが多く、メンバー21人という大所帯のフォーメーションを活かした立体的な構成力は、振付師や舞台関係者からも高く評価されています。「織山のダンスには魂が宿っている」と評される理由は、技術の高さ以上に、彼が楽曲の世界観を深く咀嚼し、自らの肉体を通じて情景を観客に追体験させる力にあります。