東海大学付属札幌高等学校吹奏楽部を語るうえで外せないのが、前身である東海大学付属第四高等学校(東海大四高)時代から積み上げられてきた輝かしいコンクール実績です。1970年代後半から頭角を現し、全日本吹奏楽コンクール全国大会の常連校として名を馳せてきました。
特に吹奏楽ファンの間で今なお語り継がれているのが、難曲に果敢に挑み続けた自由曲の数々です。ストラヴィンスキーの『春の祭典』や『火の鳥』、レスピーギの『ローマの祭り』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』といったオーケストラの名曲から、天野正道氏をはじめとする現代吹奏楽オリジナル作品まで、高校生の枠を遥かに超えた超絶技巧と豊かなダイナミクスで全国の観客と審査員を圧倒してきました。
全日本吹奏楽コンクールにおける金賞受賞の回数は全国屈指であり、普門館(東京都杉並区)から現在の名古屋国際会議場センチュリーホールに至るまで、常に「ゴールド金賞」の最有力候補として注目を集め続けています。2016年の校名変更を経て「東海大札幌」となって以降もその伝統は揺らぐことなく、北海道支部代表の座を不動のものとしています。