公共交通の運行マネジメントや都市インフラ工学の視点から見ると、名鉄のような高密度直通路線におけるトラブル対応は「初動10分の決断」がその後の移動時間を大きく左右します。無駄なストレスと時間の浪費を防ぐための判断基準は以下の通りです。
【即座にJRや地下鉄へ迂回すべき人の条件】
・セントレア発着の航空便への搭乗が迫っている空港利用者
・名鉄名古屋〜金山〜一宮〜岐阜、または刈谷・安城・岡崎・豊橋など、JR東海道線と完全に並行する主要駅間を移動する通勤者
・定期券を所持しており、振替輸送の対象となっている人
【迂回せず名鉄線内で待機・運行再開を待つべき人の条件】
・西尾線、蒲郡線、広見線末端部、知多新線など、並行する鉄道路線が存在しない単独駅が目的地の利用客
・すでに名鉄名古屋駅のホーム中央部に入場しており、改札外への退出に大混雑が予想される場合
・車いす利用や大型スーツケースを多数抱えており、他社線への乗り換え移動自体に多大な負荷がかかる人
名鉄は運転再開後のリカバリー能力が極めて高く、見合わせが解除されれば一気に列車を流し込んでダイヤの正常化を図ります。目的地がJR線の駅から離れている場合は、慌てて迂回するよりも駅構内で待機する方がトータルの所要時間が短くなるケースも少なくありません。自らのルート特性に応じた冷静な割り振りが求められます。