「神のエステ」という刺激的な屋号を掲げ、都市部を中心に展開していた同サロン。ネット上で突如としてオーナーや関係者の逮捕が報じられた背景には、長期間にわたる警察当局の内偵捜査と、利用者からの相次ぐトラブル相談がありました。
報道各社のニュース詳細によると、事件の主たる容疑は「医師法違反」および「風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)違反」の疑いです。通常のエステティックサロンが提供できるサービスは、医療行為に当たらないリラクゼーションや肌の手入れに限定されます。しかし同店では、医学的知見や国家資格を持たない施術者が、身体に侵襲を与えるような危険な施術を行っていた疑いや、エステの範疇を逸脱した過激な接客サービスを組織的に提供していた実態が捜査関係者への取材で明らかになっています。
事件の経緯を時系列で辿ると、当初はSNS上での「施術後にアザや強い痛みが残った」「契約時に高額なコースを強引に組まされた」といった施術被害や苦情が発端でした。国民生活センターや警察窓口への情報提供が増加する中、当局が店舗への立ち入り検査および家宅捜索を実施。決定的な証拠の押収を経て、運営幹部の身柄確保に至ったというのが逮捕劇の真相です。