大学選びにおいて、ネット上の口コミだけで意思決定を行うことは致命的なミスマッチを引き起こします。京都芸術大学に関して流布している代表的な噂の真相を検証します。
誤解①:「学費が高すぎてコストパフォーマンスが悪い?」
通学制の学費は4年間で600万〜700万円超となり、一般的な私立美大(武蔵野美術大学や多摩美術大学など)と同水準です。設備費やプロ仕様の機材、業界第一線の講師陣を招致する費用を考慮すれば私大美大として妥当な設定ですが、純粋な学術研究よりも「商業クリエイティブへの投資」という意味合いが強いため、自分が目指す将来像と合致しているかの冷静な計算が欠かせません。
誤解②:「通信制の卒業資格は通学制と差別される?」
通信教育部を卒業した場合も、授与される学位は学校教育法に基づいた正規の「学士(芸術)」であり、学歴上の格差はありません。ただし、就職市場においてはポートフォリオの完成度や実務経験が全てであるため、「通信を卒業した事実」だけでクリエイティブ職の内定が約束されるわけではないという当たり前の認識を持つ必要があります。