このセリフが放たれた直接の相手は、バビディの右腕として君臨していた暗黒魔界の王・ダーブラです。ダーブラは作中において「かつての完全体セルに匹敵する実力者」と評され、孫悟空やベジータ、孫悟飯すらも警戒するほどの超強敵でした。
しかし、復活した魔人ブウの常軌を逸したマイペースぶりと危険性をいち早く察知したダーブラは、バビディの制止を振り切ってブウを始末しようと試みます。渾身のキックや槍による攻撃、さらには得意の唾液による石化攻撃を仕掛けますが、柔軟な肉体と常識外れの再生能力を持つブウには一切通用しませんでした。
小馬鹿にされたダーブラが激昂する中、ブウは無邪気な笑みを浮かべながら頭部の触手を相手に向けます。放たれたピンク色の閃光を浴びたダーブラは、瞬時に巨大な人型クッキーへと姿を変えられてしまったのです。ブウはそのクッキーを頭から無造作にバリバリと音を立てて完食。圧倒的な格上感を漂わせていた強敵が、文字通り「おやつ」として処理された瞬間でした。