崩れない前髪を作るためには、スタイリング剤に頼る前にドライヤーとアイロンによる「ベースメイキング」を徹底することが不可欠です。プロが現場で行う基本ステップは次の通りです。
ステップ1:根元をしっかり濡らして癖をリセットする
前髪の毛先だけでなく、地肌の生え際から水でしっかり濡らします。その後、ドライヤーの風を上から当てながら、指先で地肌を左右に細かくこするように乾かします。左右均等に風を当てることで、生え癖をフラットな状態に補正できます。
ステップ2:余分な油分をパウダーでブロックする
ドライ後、アイロンを握る前に、おでこと前髪の生え際にフェイスパウダーや皮脂吸着パウダーを軽く叩き込みます。このひと手間で、日中の皮脂や汗が前髪に移るのを劇的に防ぎます。
ステップ3:ヘアアイロンでの前髪カールキープ術
ヘアアイロンは140〜160度程度の低温〜中温に設定します。高温すぎると髪が硬化して不自然な仕上がりになり、カールの持ちも悪くなります。前髪を中央・左右の3ブロックに分け、中央は正面へまっすぐ、サイドはフェイスラインに沿うよう軽く外側へ流すように熱を通します。プレートを強く挟み込まず、滑らせるように通すのが柔らかなアーチを作るコツです。
ステップ4:冷めるまで触らず形状を定着させる
熱を与えた髪は、冷えるプロセスで形が固定されます。アイロンを通した直後は手で触らず、3〜5秒ほど熱が完全に冷めるのを待つことで、カールの持続力が劇的に向上します。