SNSやネット掲示板における生の声をつぶさに観察すると、ユーザーの反応は単なる野次馬根性だけにとどまらない複雑なグラデーションを描いています。
X(旧Twitter)や5ちゃんねる、Yahoo!ニュースのコメント欄で多く見られるのは、「誰も擁護できないからこそ、気兼ねなく俯瞰で観察できる」という意見です。誰か一人が不当にいじめられている構図では後味の悪さが残りますが、関わっている人間全員が私利私欲で動いている状況に対しては、罪悪感なくゴシップを楽しめるという心理が働いています。
一方で、過剰な暴露合戦に対しては「見ていて精神的に疲弊する」「誰も救われない争いに虚無感を覚える」といった拒絶反応も確実に増加しています。特に2026年以降、SNSプラットフォームのアルゴリズムが過激な対立を優先表示する傾向が強まった結果、意図的に「全員悪人」の状況を作り出してPVを稼ごうとするクリエイターやメディアに対する批判の声も根強く存在します。