黒尾鉄朗の放つ言葉には、チームを鼓舞する力強さと、冷静に現実を見据える知性が同居しています。ファンを痺れさせた代表的な名言を振り返ります。
「俺達は血液だ 滞り無く流れろ 酸素を回せ “脳”が 正常に働くために」
音駒高校の試合前の円陣でお馴染みの号令。最初は研磨から「恥ずかしいからやめて」と嫌がられていたものの、音駒の全員が自らの役割を自覚し、チームが一つの生命体として機能するための象徴的な合言葉となりました。
「お前がバレーボール楽しいって思えたなら 先生冥利に尽きるよ」
春高本戦の烏野戦の最中、限界を超えてバレーに没頭する研磨や月島の姿を目の当たりにした黒尾の心の声。自分自身が勝つことだけでなく、関わったすべての人間がバレーボールの面白さに目覚めることを心から喜ぶ、彼の教育者的で深い愛情が滲み出ています。
飄々とした悪童のような笑顔の裏に、誰よりも熱い情熱と他者への敬意を秘めているギャップこそが、黒尾鉄朗が「理想の上司」「最高にかっこいいキャプテン」と称賛され続ける最大の理由です。