大沢たかおさんのフィジカルを語る上で欠かせないのが、実写映画『キングダム』シリーズにおける天下の大将軍・王騎役の役作りです。原作ファンから「実写化不可能」とまで言われた伝説のキャラクターを演じるため、大沢さんは映画史に残る過酷な肉体改造を敢行しました。
当時の特番インタビューや公式会見で本人が明かした証言によると、王騎の人間離れした巨躯を表現するために課した食事とトレーニングは想像を絶するものでした。
【肉体改造を支えた驚異の食事&トレーニングメニュー】
- 1日1kg以上の赤身肉・ステーキ摂取:朝昼晩に加え、間食にも特注の牛肉や馬肉を詰め込み、常に血中アミノ酸濃度を最大化。
- 1日複数回のプロテイン&高カロリー補給:胃腸への負担を考慮しながらも、総摂取カロリーを通常時の倍以上に引き上げ。
- 徹底的なヘビーウエイト筋トレ:専属トレーナーの指導のもと、ベンチプレスやスクワット、デッドリフトを限界重量で反復。僧帽筋・三角筋・大胸筋を極限まで肥大化。
このストイック極まる増量により、通常約70kg台中盤だった体重は一気に約90kg弱まで跳ね上がり、約15〜20kgの筋肉増量を達成しました。撮影現場では、採寸して特注製作したはずの重厚な甲冑(鎧)が筋肉の肥大化によって入らなくなり、衣装部が何度も鎧を作り直したという驚愕のエピソードも残されています。
181cmの長身フレームの上に、極限までビルドアップされた分厚い筋肉の鎧が乗ったことで、正面から見た際の横幅と奥行きは倍増。山﨑賢人さん演じる信と対峙した際、原作さながらの「圧倒的な巨躯と威圧感」をCGに頼らず生身の肉体でスクリーンに具現化させたのです。