粉末調味料の計量で最も多い勘違いが「大さじ1=15g」という思い込みです。水や酒などの液体は大さじ1(15ml)あたり15gですが、粉砕されたスパイスがブレンドされたカレーパウダー大さじ1何グラムかといえば、すりきり1杯で約6g(正確な実測値では5.8g〜6.2g程度)となります。
日本の家庭やプロの厨房で最も広く愛用されている「エスビー食品(S&B)赤缶カレー粉」をはじめ、一般的なカレーパウダーのかさ比重はおよそ0.4〜0.45前後です。そのため、スプーンのサイズごとの換算は以下のようになります。
- カレー粉大さじ1(15ml):約6g
- カレー粉小さじ1(5ml):約2g(カレー粉小さじ1グラム数の標準値)
- カレー粉大さじ2(30ml):約12g(カレー粉大さじ2グラム換算)
- カレー粉小さじ1/2(2.5ml):約1g
なお、大さじ山盛り1杯にしてしまうと8〜9g前後に達してしまい、辛味や苦味が突出する原因になります。味付けのブレを防ぐためには、ヘラやスプーンの柄を使って平らにすりきることが肝要です。
S&B赤缶カレー粉大さじ1のカロリーと塩分量
健康管理や減塩調理を行っている方にとって、調味料の栄養成分は見逃せない要素です。純カレー(ターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子などを焙煎・ブレンドした純粋なスパイス粉末)におけるカレー粉大さじ1カロリーは約22〜25kcalです。
特筆すべきはカレー粉大さじ1塩分量で、食塩無添加の純カレーであれば約0.01〜0.03g(実質的にほぼゼロ)です。カレールーには製造工程で多量の食塩とヘット(牛脂)やパーム油などの油脂が含まれていますが、カレー粉自体はスパイスの塊であるため、塩分・脂質を大幅にカットしたいヘルシー志向の調理において極めて優秀な食材といえます。