近年の高規格キャンプ場にありがちな「綺麗に区画整理された芝生広場」とは一線を画すのが、この地の真骨頂だ。広大な森の中に自然な地形を残したまま配置されたサイトは、隣のテントとの距離感が巧みに保たれており、プライベート感がしっかりと確保されている。
樹齢を重ねた巨大なスギやカラマツが天然の屋根となり、直射日光を優しく遮ってくれる。さらに、指定エリアでは現代のキャンプ場では珍しくなった「直火」での焚き火が許可されているのも、焚き火愛好家にとってたまらないポイントだ。地面に直接組んだ薪が爆ぜる音を聴き、揺らめく炎をじっと見つめる時間は、何物にも代えがたい贅沢と言えるだろう。