1から43までの数字から異なる6つを選ぶ。組み合わせの総数は609万6454通り。計算上の1等当選確率は絶望的とも言える低さだ。だが、それでも当たる者は存在する。
長年のデータを分析すると、特定の数字が出現しやすい「偏り」の波が存在するように見える時期がある。一時期「31」や「15」といった数字が連続して顔を出すこともあれば、20代の数字がごっそり抜け落ちる回もある。出目表を凝視し、過去のパターンから次の一手を割り出そうとする分析派の愛好家は少なくない。
一方で、コンピューターに選択を委ねる「クイックピック(QP)」の利用者も急増している。思考を介さない無作為の抽出。実は高額当選者の割合を見ると、自選とクイックピックの比率はほぼ半々というデータがある。「自分で悩んで選んだ誕生日」も「マシンが無機質に弾き出した6つの数字」も、確率の神様の前では完全に平等なのだ。