2026年の会場を歩いて真っ先に感じるのは、単に「甘いものを買う」場から「五感でカカオを楽しむテーマパーク」へと完全にシフトしたことだ。
各ブランドのブースでは、焙煎したてのエクアドル産カカオの香気が立ち込め、ライブキッチンで仕立てられる出来立ての温かいショコラスイーツをその場で味わう客の声が響く。デジタル技術による香りの演出やシェフの作業工程を間近で見せるパフォーマンスなど、現場でしか味わえない価値の提示が徹底されているのだ。購入目的だけでなく、「この場にいる体験」そのものが熱狂を生み出している。