同校が持つ最大の強み、それは日産自動車の直系校という圧倒的な環境にある。
実習場に並ぶのは、日産が誇る最新鋭のEV「アリア」や「サクラ」、さらに熟成を極めた「e-POWER」搭載モデルだ。市販車と同等の最新システムを教材として使い倒せる環境は、一般的な整備学校ではなかなか真似できない。
学生たちは日常的に専用の故障診断機器「CONSULT(コンサルト)」を扱い、車両の内部データにアクセスする。教科書を読むだけの座学とは異なり、実際にエラーを発生させて原因を突き止めるシミュレーションを繰り返す。この手触りのある経験こそが、現場に出た瞬間の「即戦力」を生み出している。