「小さくなった」という噂の真偽を調べるため、まず目を向けたのがメーカーである江崎グリコ株式会社の公表データや仕様の歴史だ。1970年の発売以来、あのアイスクリームのような独特の形状で愛され続けてきたロングセラー商品だが、実際の重量はどう変化してきたのだろうか。
調査によれば、過去数十年間のなかでパッケージのグラム表記改定は確かに何度か行われている。かつて1本あたり約37g〜40g前後で推移していた時期もあったが、近年のリニューアルに伴い1本あたり約34g前後へと微調整された経緯が存在する。ミリ単位の全高変化やコーン内部の空洞設計、エアインチョコの気泡の含ませ方の変化が、持ったときの「軽さ」として手元に伝わっている面は否定できない。数字上でもわずかなグラム数の推移が確認でき、消費者の違和感は決して単なる錯覚ではなかった。